大学院生まゆまゆの研究生活のすすめ

文系大学院生による研究生活のあれこれ

まゆまゆが大学院に入るまで④ 大学院入試の過去問編

大学院生まゆまゆです!

 

今回は、大学院入試の過去問について紹介します。

 

 

①大学院入試の過去問ってどんなかんじ?

まず、大学院入試がいかに特殊か、大学入試と比較して考えてみましょう。

 

大学入試の場合、

内容:出題の仕方、形式はそれぞれだけど、基本的に高校までで習った範囲から出題。

量:科目は3教科から5教科7科目。限られた時間の中で大量の問題に解答する。

 

大学院入試の場合

内容:その大学院の教授の裁量で自由に出題。論述や現代語訳、日本語訳の問題が多い。

量:筆記科目は2~3。1科目ごとの出題量も少ない。→少しのミスが命取りに!

 

ざっと比較してみましたが、簡単にまとめると

  • 出題に関する決まりはない
  • 専門分野についての知識と、論じる能力があるかどうかを試されている。

ということかなと思います。

 

出題に決まりがなく、教授が自由に出題できるということは、教授の趣味嗜好や思想についていけるかを試されています。

 

そして、大学院入試で試されている知識とは、主に資料を読み取り、説明できることです。

 

まゆまゆが専攻する日本史の場合、歴史書や文書を読み、その内容や書かれた時代背景が説明できるか、ということです。

また英語の試験の場合だと、英語の論文を正確に読むことができるかを試されています。

 

大学院入試では、学力のみならず、教授との相性研究者の卵になるにふさわしい能力があるかを見られているのです。

 

 

②過去問の入手方法

大学入試では、赤本を本屋さんで買うなり、図書室や進路指導室でコピーするなりして入手しますよね。

 

では、大学院入試の過去問はどのように入手するのでしょうか。

 

それも、

大学それぞれで異なります!

 

実際にまゆまゆが受験した3校で見てみると、、、

 

  • 母校

事務所の窓口まで行って、学年、専攻、入手したい過去問の年度、科目を伝える。

そして、過去問が収められた大きいバインダーを借りて自費でコピーする。

 

  • 今いる大学院

研究科のホームページで過去3年間の過去問を公開しており、ダウンロードすることができる。

 

  • チャレンジ的に受験した大学院

大学受験の赤本同様、過去問が販売されており、生協で購入可能。

 

このように、3校それぞれで公開の仕方が異なっていました。

 

中には説明会で前年度の過去問1部をもらえるところもありましたが、それでは対策に不十分なので、数年分入手する方法を確認しましょう!

 

 

次回は試験対策での体験談をご紹介します!

 

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