まゆまゆが大学院に入るまで⑤ 大学院入試(英語)対策編
みなさんこんにちは!
大学院生まゆまゆです。
今回は、大学院入試の内、英語の試験の対策についてお話します。
①どんな試験問題?
まず、問題の形式と特色について。
試験問題の形式は、私の経験上次の3パターンありました。
- 長文の空所に適切な単語を補充
- 長文の中の傍線部を和訳
- 長文のパラグラフ全体を和訳
こんな感じで大問が2~3つあるという形式です。
大学院入試の英語の過去問を見たことがある方は分かると思いますが、大学入試と違って、問題量が少なく、一見簡単そうに見えます。
しかし、
ちゃんと対策していないと、痛い目をみることになります!
その理由は主に3つ。
- 出て来る単語が高度
大学院入試で出題される英文は研究論文が中心なので、大学入試では覚えなかったような、専門的な英単語がたくさんでてきます。空所補充でも英文訳でも、単語が分からなければ選択肢を絞ることも、文章の内容を理解して正確に訳すことも難しくなります。
- 不自然な訳をすると容赦なく減点される
例えば it や that などをそのまま「それ」「あれ」と訳す、文法に沿いすぎて日本語として不自然に訳してしまうと、容赦なく減点されてしまいます。
問題量が少ない分、ミスが積み重なると、気づいたら合格点に満たなくなってしまうということにもつながりかねないのです。
- 英語の試験が足切りになっている
専攻や大学によって比重は異なると思いますが、私が受験した大学院はどこもこういったスタンスをとっていました!なので、専門がどれだけできていても、英語の試験で点数がとれていないと、落ちてしまうということもあります。
②試験対策・おすすめの参考書
大学院入試の英語は基本的に、独学で対策することになります。
大学によっては、大学院入試向けの英語の授業が開講されていることもあると聞いたことはありますが、おそらくほとんどの大学ではそのようなことはないのではないでしょうか。
しかし、
独学でも十分対策は可能です!
私がした対策は次の3つです。
- 『院単』で語彙力強化!
『院単』は大学院入試対策のために作られた単語帳。大学院入試の過去問を解いていると、おそらくこの単語帳に載っている単語がいくつかでてきます。私は外出する時は、ほとんどいつも持ち歩いて見ていました。
- 『大学院入試の英文法』で和訳の特訓!
自然で分かりやすく訳すには文法の知識が不可欠!『大学院入試の英文法』は『院単』同様、大学院入試のために作られた参考書。分かりやすくて、たくさん和訳の練習ができます。
- 過去問で問題の形式に慣れる!
そして、問題の形式をしるためには過去問!専門の試験もそうなのですが、大学院入試の過去問には解答がありません。ですが、一通り解いてみて、分からなかった単語を『院単』なり辞書で、『大学院入試の英文法』で文法を確認するなどのことはできます。どんな文章を出す傾向があるのか、どのくらい和訳をさせるのか、分量と特徴をつかんでおきましょう。
以上、大学院入試の英語対策についてお話してきました。
英語は足切りになりますが、それは裏を返せば
専門ができていなくても、英語ができていれば、合格する可能性が高くなる
ということです。
まゆまゆは日本史専攻で、今のところ研究で英語を使う機会に遭遇したことはありませんが、論文投稿をする際には英語で論旨を書くこともあります。
なので、英語はどの専攻でも学ばなくてはならないのです。
がんばって入試の段階から勉強しましょう!
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